【2022年最新版】メタバースを牛耳るのはGAMMA(GAFAM)なのか!?最新動向を時価総額と共に解説!!

※この記事はデータが多用されており、“イージー”ではない可能性があります。
数字に苦手意識があって白目を剥きそうな方は読むのをおやめください。※

GAFAM、それは20世紀末からのIT時代を牽引する米国の超巨大IT企業です。

GAFAMの圧倒的な成長力により、高度経済成長期を迎え世界を席巻していた日本の時価総額を楽々と抜かしてしまい、今となっては生活のあらゆるところにGAFAMが忍び込んでいます。

Googleの検索エンジンを使い、Appleのスマホやパソコンを使って、Facebookで仕事仲間と繋がり、Amazonで欲しいものを買って、Microsoftのワードを使って作業をする。
そんな生活が当たり前になっている人は多いのではないでしょうか??

そんなGAFAMの一角であるFacebookが昨年の10月に社名を「メタ・プラットフォームズ」に変更し、注目を集めました。
メタバース事業への積極的な展開を狙っていることの現れです。

社名変更を受けてGAMMAと呼ばれるようになった彼らは、メタに追随するかのようにメタバースへの積極的な参入を表明しています。

今回の記事ではメタバース分野の時価総額、株価や最新のニュースを元に、今後のメタバース業界の広がりについて予測していきます。

メタバース分野の成長率

近年注目を集めつつあるメタバースですが、関連銘柄を合わせた時価総額の動向はどうなっているのでしょうか。

メタバースが何かわからない!という方はこちらの記事へ

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世界の市場分析を手がけるブルームバーグの発表によると、2020年時点でのメタバース市場規模は約4,800億ドル(約55兆円)に対し、2024年には約7,800億ドル(約89兆円)まで急成長するとの見通しを出しています。

世界のIT市場規模は2020年時点で3兆6,000億ドル(約409兆円)なのでこの時点でのシェアは13%ですが、今後数年で20%程度には上昇しそうな勢いですね。

IT市場は全てのインターネットを用いたサービス(それこそGAMMAが提供するサービス)が含まれるので、その20%はかなり大きな割合だといえます。

また昨年の10月、メタの社名変更を受けて、Googleトレンドで「メタバース」が急上昇しました。

グラフを見るに、「メタバース」が昨年末から検索数を急激に伸ばし、今もなお注目されているワードでありジャンルだということが言えます!

GAFAMの近年の動向

では、加熱するメタバース分野において、GAMMAの近年の動向はどうなっているのでしょうか。

すでに動き出している企業もあり、一方でまだ動きを見せない企業もあります。
いずれにせよどの企業もメタバースに張っていることは間違い無いでしょう。

Google

Googleは1998年に設立された検索エンジン、オンライン広告やAndroidスマホなどを提供しています。
現在の時価総額は1兆7,300億ドルで、世界第3位を誇っている超巨大IT企業です。

現在まで特段目立った動きはないものの、着々とメタバース進出の機会を伺っていると考えられます。

2020年6月にはカナダのスマートグラス(ARメガネ)企業であるNorth(ノース)の買収を発表しました。

これによりGoogleは強力な技術基盤が得られ、今後より高性能なARグラスを製造し世に打ち出す可能性は高いでしょう。

またGoogleといえば、みなさんおなじみ「Google Earth」ですよね。
PC上で世界中のどの地域にもいくことができるサービスです。

とはいえ。。。

僕の大学のサークルでGoogleEarthで散歩しようというイベントがあり参加したのですが、実際楽しくはなかったです(笑)。
確かにPC上に映し出されるのはそのままの景色なのですが、なんにせよ臨場感が全くない。

しかし、VRを使えばもっと臨場感のあるバーチャル世界旅行が可能になります!

2016年11月にGoogleはGoogle Earth VRを発表しており、既にメタバース世界旅行ができるようになっています!

ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか!!

Apple

Appleは1976年にスティーブ・ジョブスによって設立された、iPhoneをはじめとする電化製品やソフトウェアを提供する企業です。
時価総額は執筆現在2兆6,500億ドルとなっていますが、一時は3兆ドルを上回っており、世界の時価総額ランキングでは堂々の1位に君臨しています。

Appleに関しては今年中にMR(VRとAR機能を併せ持つ)グラスが発表されるだろうという予測が各方面で立っていますが実際のところどうでしょうか。

Appleの動向に詳しいブルームバーグの記者によると、Appleはヘッドセットの開発において“メタバース”のアイディアは却下しており、実際社内でも“メタバース”は禁句扱いになっているようです。

メタバースは現状広い意味で捉えられがちですが、本来の意味は1992年に小説「スノウ・クラッシュ」で定義されている通り、

VRゴーグルを被ってログインする、半径1万キロの黒い球体上に広がる仮想空間。メタヴァース内で人は現実世界の自分に模したアヴァターを纏い、コミュニケーションを楽しむサービス。

となっています。

Appleが目指す世界はこのような仮想世界を前提とした世界ではなく、現実世界を拡張する、いわばミラーワールドの考え方に近いのかもしれません。

WIRED.jp

〈インターネット〉の次に来るものは〈ミラーワールド〉だ ─ 。現実の都市や社会のすべてが1対1でデジタル化された鏡像世界…

いずれにせよ、スマホ時代のOSを握っているAppleの今後の戦略に抜かりはないでしょう。

メタプラットフォームズ

メタプラットフォームズは2004年に「Facebook」として設立し、おなじみのFacebookやinstagramなどソーシャルネットワークサービスに注力してきた企業です。
GAMMAの中では現在一番時価総額が低く、7,100億ドルで世界7番手につけています。

他のGAMMAと比べて遅れをとっているように見えるMetaですが、その敗因はやはりOSが握れなかったことでしょう。

Meta社のサービスはAppleやGoogleのプラットフォーム上に乗っているため、彼らへ多額の手数料を収める必要がある上、彼らの変更には従わざるをえません。
実際2020年にAppleがパーソナライズド広告を事前に拒否できるようにする新機能を発表した際、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグは猛反発していました。

だからこそザッカーバーグは次のOSは自分で握りたかった。
→一時凍結したようです。集中戦略を取ると思われます。(追記)

2014年にはVRヘッドセットの開発会社である「Oculus」を買収しました。

そしてこのOculusの最新バージョンである「Oculus Quest2」の販売台数が2021年までで810万台を突破しました。
昨年2月の段階で100万台だったことからも、今後より普及していくと推測できます。

またMetaはFacebookやInstagramでNFTを作成、表示、販売する方法を開発していることも明らかにされています。

今もっともメタバースの実現に向けて積極的に動いているのはメタプラットフォームズだと言えるでしょう。

Microsoft

Microsoftは1981年に創業された、パソコン用のOS「Windows」やオフィスソフトの「Microsoft Office」を販売している企業です。
パソコンといえばWindowsかMacですが、僕はMacを選んだことを若干後悔しているくらいWindowsは多機能で新しいサービス(特にVR系)が使いやすいんですよね。

執筆時点での時価総額は2兆2,200億ドルで、世界の時価総額ランキングではAppleに次ぐ二番手を抑えています。

そんなMicrosoftですが、最近超ビッグニュースが発表されてメタバース界隈を大いに賑わせました。

今年1月19日、Microsoftはアメリカのゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収に687億ドル(7.8兆円)を投じると発表がありました。

アクティビジョン・ブリザードは大人気シューティングゲーム「コールオブデューティー(略称:COD)」や気分爽快パズルゲーム「キャンディクラッシュ」などを手がける企業です。

「コールオブデューティ」に関しては月々のプレイヤーが1億人を超す通称“億ゲー”である上、他の作品も全て含めると毎月4億人がプレイしていると言われています。

この4億人を取り込むことで、Microsoftはゲームソフト関連事業の売上高において中国のテンセントに続く二番目の規模の会社になります。

しかもMicrosoftは大人気クラフトゲーム「マインクラフト」も手がけており、これをそのままPlay-to-Earn(ゲームをプレイして稼ぐ)化したのが「The Sandbox」であり、もともと大量のユーザーを抱えているマインクラフトが追随してくることも考えられるでしょう。

今後の動向に要期待です!!!

Amazon

Amazonは1993年にジョフ・ベゾスによって設立された会社で、みんなご存知eコマースプラットフォームや100以上のクラウドコンピューティングサービス(インターネットを介して使えるさまざまなサービス)を提供するAWSなどを手がけています。
時価総額は1兆4,500億円で、全世界の5番目に位置しています。

Amazonはメタバースに関して現状参入するのかどうかの情報は入ってきていません。
(知っている方いたら教えてください!!)

2021年12月にMetaがAWSとを戦略的クラウドプロバイダー(クラウドたくさん使いますよ!ってこと)に選定したというニュースがありましたが、それきりです。

一方、Web3(新しいインターネットの概念)と呼ばれる領域には参入の姿勢を見せていて、同年7月にAWSがデジタル通貨とブロックチェーン(Web3を構成する基盤技術)製品部門のリーダーを採用したいと発表しています。

また10月にも仮想通貨スペシャリストの求人を出しており、Amazonは“デジタル資産の取引方法を変革する”と述べているそうです。

Googleに次ぐ2番目の検索ボリュームを誇るAmazonは、顧客の購買データを大量に保有しています。
このデータをどう使っていくのか、メタバースやWeb3と絡めてくるのか、など注目ですね!

終わりに

ここまでGAMMAのメタバース事情について触れてきましたが、いかがだったでしょうか?

名前からして、メタバース=Metaみたいなイメージを持っていた方も、実際にはGAMMAのほぼ全てがメタバースへ参入の姿勢を見せており、これから大きなムーブメントが起きるのでは!?と期待が高まったのではないでしょうか?

こうして巨大IT企業が新たな分野に資本を大量投入する姿勢を見せると、「やっぱ資金力のある会社がどんどん成長していくんだ。。。格差が。。。」と思うかもしれませんが、これまでイノベーションを起こしてきたのは必ずしも大企業というわけではなく、むしろ新興企業が多いです。

またメタバースの側で盛り上がっているWeb3という概念はインターネット革命とも言われており、肥大化して情報の一元収集が進んでしまったGAMMAから人権を取り戻そうという、ある種民衆運動的な側面を持っています。

GAMMAを見ることで世の中の動向がわかるのはもちろんですが、新たなスタートアップにも注目して未来を追っていきたいですね。

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